夏本番になると思い出すのが、「ゲリラ豪雨」をはじめとした荒天です。
お客様とお話させて頂く中で、「数十年に一度の豪雨」といった「数十年に一度の〇〇」という言葉を口にすることがあるのですが、どちらかというと良い意味で使うより、災害等の悪い意味で使うことが多いように感じます。また、款十年に一度しか経験しないのであれば、人間の寿命で考えると一生涯で一度か二度程度しか聞かないであるう言葉にも関わらず、毎年もしくは数年単位で聞いているように思います。
これら荒天が家にもたらす影響は大きく普段の雨風なら問題ない状態でも、大雨や風を伴った降雨時に起こる雨漏りや雨水の逆流等、生活に影響の出る事案も起こりがちになります。
これらで蓄積した家のダメージは、人間の体のように自然治癒することは少なく、気づかぬ内に進行し、外壁の剥離や落下・屋根の飛散等、災害時に甚大な被害を出すことも考えられます。
これらを少しでも防ぐには普段からの家への気遭いであり、その気違いが異変の発見へと繋がるのでは無いでしょうか?早めの発見による早期対処は、結果的に費用や施工の軽減だけでなく、近隣や人的被害への軽波になると思います。
人間が注視出来る視野は意外と狭く、視野領域として見えていても気付かないことは良くあることです。普段見ている所だけではなく、立ち止まって上下や陰になっているところを見てみる、裏庭の通路や物置といった普段通らない場所も、今一度確認をなさってみてはいかがでしょうか?
今後、気候が今以上に酷くなることは十二分に考えられます。早めの対処が、自身を守る最善策かもしれません。ご不明点等ありましたら、お気軽にお問合せ下さい。全力でサポートさせて頂きます!
手摺といっても用途に合わせ多種多様に品揃えがあり、必要とされる部位での取り付けやすさや機能性に特化した商品も増えてきました。無くても平気というお客様もいらっしゃいますが、年齢関係なく、あれば自然と持ってしまうのが手摺。「転ばぬ先の杖」ではないですが、あれば安心や便利さは向上します。
門から玄関までのアプローチに段差がある場合、外部用の手摺を取り付けることも可能です。家に沿って取り付けるなら壁付けタイプがありますし、何もないところなら自立式手摺を取り付けることも可能です。雨天時や積雪時等の足元が滑りやすい時は、転倒防止にも貢献出来る商品です。
家の中にある段差で、もっとも高低差のある事例も考えられるのが玄関です。靴の脱ぎ履きの際、腰を下ろすとなかなか立ちづらい、框を上がるのが高く感じるようになってきた等、段差が気になりだしたら、手摺を付けることで随分と楽に感じるようになると思います。簡単な物ですと、棒タイプの物を縦に1本付けるだけでも随分役立ちますし、玄関から上がり框、廊下へ続く連続したシステム手摺の取り付けも可能です。必要なニーズに合わせたオーダー感覚で取り付けるのも便利かと思います。
一番多く設置されている箇所といっても過言でないのが階段手摺。家の中で連続する高低差のある部位であり、転倒すると被害が大きくなる危険性のある部位でもあります。直階段であれば取り付けも比較的容易に行えますが、回り階段となると難易度も上がります。
そんな回り階段でも、全段をカバーする連結タイプでの取り付けも可能ですし、必要部位のみの取り付けも可能。
トイレ使用の際、座り立ちが不便だと思うことがありませんか?立ったり座ったりする時、壁を持ったりすることがあれば、手摺が必要なサインかもしれません。濡れた手で持っても大丈夫な樹脂タイプ等もありますし、耐荷重の少ないペーパーホルダーやリモコンも持っていると、思わぬ怪我に繋がったりします。専用品を取り付け、安全にご使用なさっていかがでしょうか。
ユニットバス等を設置する際は設置頻度も高くなりますが、現在お使いの浴室でも手摺の取り付けは可能になります。壁面に設置する方法もあれば、浴槽の出入りに特化した商品もあります。入浴中は手も濡れた状態ですから、持ち方次第でも転倒にも繋がりやすいです。専用品は滑りにくくなってますので、取り付ける価値は高いと思います。
防犯を考えた際、重要なひとつとして戸締りがあると思います。この戸締りに必要とされるのが鍵です。鍵には様々な種類がありますが、家の出入りに使用する頻度の高い玄関錠や補助錠、アルミサッシ等の引違い窓に設置されてるクレセント錠、勝手口等に設置されている玄関錠より簡易に作られている勝手口錠、トイレや室内ドアに設置されている室内錠等沢山の部位に使用され、皆様の安全を守る役目を担っています。この鍵に関してもメンテナンスは必要となり、消耗品と考えて良いかと思います。
鍵を構成する部品の大半が金属で作られており、グリス等の潤滑を補う塗布があるものの、やはり使用による劣化は起こります。かといって、機械物故に全く動かさないのも良くなく、固着等を招くこともあります。
鍵が故障すると開け閉めに支障をきたし、必要な時に開けれない締めれないということになり、最悪の場合、閉じ込められることもあります。一人住まいのトイレで発生したとしたら、携帯電話を持ち込んでいない限り、助けも呼びづらくなるかもしれません。
鍵の故障に関して申しますと、いきなり壊れることは少なく、開け閉めがしづらい、出来てもかたく感じるようになる等、何らかの前兆があることが大半かと思います。
ご使用の鍵が、特殊な鍵や流通数の少ない鍵でない限り、鍵の交換や把手一式の交換で対応出来ることが多いです。鍵関係に関しては、トイレのつまり通しと似た考え方があり、発生してから専門業者に依頼すると、法外な金額を請求されることもあります。緊急事態なんですから支払うしかない、というのも勿体ない話ではないでしょうか?
2階の窓等に設置されているクレセント錠が壊れているが、2階だから大丈夫!なんて思ってませんか?2階だろうが3階だろうが、その手のプロは簡単に入りますし、在宅時に侵入されたりすると、金銭的被害だけで済まないことも考えられます。
仕方ないで済ますのではなく、ちょっとでも不安に感じたら、お気軽にご相談下さい。
最近の異常気象は、甚大な被害をもたらす被害の拡大化が増えてきたように思います。
数十年に一度の〇〇という言葉を毎年のように聞いているように思いますが、本当に数十年に一度なら、生きている間に2~3回しか聞かないはず。それが毎年のように聞かれるということは、年々規模が拡大していくと思われ、早めの対策が必要になると思います。
これら異常気象が住居にもたらす影響として、良いことはほとんどなく悪い方に作用することが大半だと思われます。
大雨や台風の際、最も被害が出やすい部位のひとつです。また、被害が発生した際は復旧に時間を要し、発生後の日常生活にも大きな影響を与えることもあります。大きな台風や大雨の際、被災後に当店に施工を頂くことが多くありますが、その反面として伺う声として「やっといてよかったわ」という声です。災害が発生する以前に施工させて頂いたお客様から頂戴したお言葉ですが、近隣は瓦の飛散等により甚大な被害を被ったものの自宅は大丈夫だったという、ありがたいお言葉を頂戴することもあります。自然災害において、事前の対策が万全に機能するとは申しませんが、早めの対応が有利なのは間違いないと思います。また、災害だけでなく、気温の上昇化による夏場の室温上昇にも効果があります。
最近の既存住宅でよく目にするカラーベストによる屋根施工ですが、断熱効果を高めた商品への葺き替えも可能です。葺き替えが難しい場合は、断熱塗料により室温を下げる方法もあります。もちろん、従来の瓦屋根の葺き替えも承っております。
屋根と同様に家の外部に位置し、自然災害による被害や経年劣化による痛みが発生しやすい部位になります。外壁材としては塗装仕上げやサイディング仕上げ等ありますが、共通して言えることは、一生メンテナンスフリーではないということ。サイディングに関しても例外ではなく、サイディング表面は大丈夫でも、継ぎ目に打設されてるシーリングの劣化等も起こるので、メンテナンスは必要になります。ただ外壁の場合、全面的なメンテナンスとなると足場等が必要になり、その分の費用も発生する為、費用は増します。
しかし、劣化があるまま放置すると外壁だけでなく、雨水侵入等による内部へのダメージが発生することもあります。モルタル壁の場合、地震等によりひび割れが発生し、浮きが発生することもあります。浮いた壁は、台風や地震で完全に剥離し、落下した下部での被害を引き起こす要因になることもあります。いずれにしろ早めの対策が有効であり、費用の軽減を図ることも期待できます。家の場合、人間のように自然治癒はほぼありません。おかしいと思ったら、早めに対策されることをおすすめ致します。
ポリカーボネイト板や波板を使用したテラス屋根やカーポートが沢山ありますが、環境によっては飛散や破損、酷い場合は構造材ごとの飛散が発生することもある、自然災害の影響を多大に受難する部位でもあります。これらの商品に関して言えることは、言葉に語弊はあるかもしれませんが、大きな風災害等に耐える強度を持ち合わせていない商品が多いことです。だからといって壊れることを前提に作ってるということではなく、一定以上の風圧が掛かった場合、波板やポリカ板といった屋根材を飛散させることにより風圧の影響を軽減させ、構造材自体を保護するという作り方をしているということです。設置してから年数が経過したエクステリアの場合、フック等固定材の破損等を生じやすく、その部位付近で発生する屋根材のバタツキにより、ちょっとした強風でも飛散に繋がったりすることもあります。補修による被害軽減を図る術もあれば、耐風圧商品に変更し、被害の軽減を図る方法もあります。
地震被害によるブロック塀への影響を考慮し、ブロック塀の除去や段数を減らした施工も増えてきています。道路境界や隣地境界等、プライバシー保護には有効なブロック塀ですが、基準に適合しないブロック塀も多くあるのが実情です。ブロック塀の補強やアルミフェンスへの変更等、一長一短ありますが施工方法はあります。全てにおいての万全策はありませんが、気になるところがあれば、何らかの対策はなさる方が無難です。
住宅の強度を高める方法として耐震補強がありますが、効果を発揮させるには家全体を補強する必要があり、助成金をもらえるとしても、自己負担金は高価になりがちです。
そこまでの支出は難しいが、部分的な居住空間のみの対策として、耐震シェルターがあります。
家全体を強固にする耐震補強に対し、家の中に耐震シェルターという箱を設置し、大地震が発生し家が倒壊しても、耐震シェルターの中に逃げればその空間だけは潰れず退避空間を保持するという商品になります。家の倒壊は防げなくても、倒壊による下敷きは回避する、言わば最低限命は守るというのが耐震シェルターになります。
当店にて取り扱いのある耐震シェルター「剛建」の場合、自治体による助成金申請の対象商品ですし、助成金適用の場合、自己負担はかなり軽減されます。
(令和2年現在の京都市において、助成金適用の場合、自己負担金は8万円となります)
*上記金額について、送料が別途掛かります。また、床に設置耐力がないと診断された場合、床面の補強が必要になります。
災害時は究極の選択に迫られることが多く、その選択が生命を左右することも多くあります。また備えていても、地震がなければ無用の長物になりますし、部屋を小さくする不便な物でもあります。ただ、地震が発生して家が倒壊した際、「やっておけばよかった」と後悔しても後の祭りです。時間は巻き戻すことが出来ません。どちらを選択するかは、お客様次第です。気になる方は、ご連絡下されば納得して頂けるまで説明させて頂きます。ご遠慮なくお問合せ下さい。
主に、昭和56年以前に建てられた旧耐震基準の建物に行うことが多い耐震補強ですが、新耐震基準が適用される年代の建物でも、基準に適合しない建物も沢山あります。
設計図面上では適合とされている建物でも、実際にその計画通りに建てられていない建物もあります。図面上では配置されている揺れに対して有効な「筋かい」も、実際に壁を開けてみると無いなんてこともあります。そして残念なことに、この未設置は珍しいことではなく、よくあることです。当店でも本格的な耐震改修を施工させて頂いてますが、いずれの建物も、残念なことに図面通りに施工されてませんでした。
これらの耐力を受ける部位は、完成してしまうと隠れてしまう事が多く、簡単に確認することが出来ないことが多いです。それ故に、手抜き施工されていても発見しづらいです。
また、実際に耐震補強を行う際にも注意が必要で、建築士による補強計画通りに施工されていないこともあります。補強計画については設計者が机上で行うことが主になりますが、実際の現場で施工するとなると、その計画通りの施工が難しいこともあります。
施工する立場から申しますと、「ここまで沢山の金物が必要か?」と思うこともありますし、「限りあるスペースで、どうやって取り付けるの?」と、思うこともあります。必要なのはわかるが、物理的作業的に無理なんてこともあります。10本必要なコーチビスが9本しか取付出来ないなんてこともあります。助成金申請に施工前後の画像が必要になりますが、画角により施工不備のある部位を隠して撮影することも可能です。
私が施工する際に心掛けているのが、「耐震補強で何が重要なのか?」ということです。
耐震補強を行っても、所詮は人間の考えること。自然には勝てないこともあるでしょう。
ですが、出来る限り対策を施すのが耐震補強であり、1本のコーチビスの付け忘れも許されないと私は思います。実際、物理的困難により、1本のコーチビスを止めるのに1時間程有したこともあります。便利ツールに便利ツールを接続し、それを更なる便利ツールで動かす、手が3本も4本も欲しい事例なんかもありました。
それでも施工が無理な場合は、使用する部品の変更や、根本的な設計変更も行い仕上げていきます。変更申請の手間や再計算の手間も発生しますが、結果を考えれば当然だと思ってます。お客様は、大事な自宅を私共に任せて下さるのです。その期待に応えるのは、プロとして当然のことです。
ご近所間での話や、メディアでの震度表示より揺れを感じられる場合、注意が必要かと思います。ご心配事がありましたら、お気軽にご相談下さい。
一般家庭でも防犯カメラを設置することが増え、戸締り以上の防犯に対するニーズも増えてきていると思います。防犯を考えた際、いくら手を尽くしても完璧はなく、外部との接触口である開口部を増やせば増やす程防犯性は下がり、それを防ぐには防犯レベルを上げざるを得なくなります。
カメラ関係で一番簡単な方法として、インターホンをカメラ付きに交換する方法があります。録画機能が付いている方がなお良しかと思います。侵入者が留守確認をする際、インターホンを鳴らして反応を伺うことがあります。その際、犯人の姿が映ることは通常ありません。(ある意味、証拠を残すことになりますから)
ですが、怪しい人影なんかを感じた時は、カメラを通じ外部を伺うことは出来ます。その際、録画機能付きであれば、不審者の画像を残すことは出来ます。同様のことが防犯カメラにも期待され、外部をうろつく不審者の早期発見に繋げやすいです。
上記の商品の取り付けやご相談も承っております。不安に思われることがありましたら、お気軽にご相談下さい。
既存和室から洋間へと変更する際、一度に洋間化することも出来ますが、部位ごとに洋間化することも可能です。
床面に関しては、既存の畳を撤去し、下地の施工を行った後フローリングを施工すれば、床面の洋間化が行えます。二部屋続きの場合、状況にもよりますが敷居を撤去し、一部屋にするバリアフリーも可能です。ピアノ等重量物を設置したいのであれば、床面の補強を行い耐力を増やすことも出来ます。
壁面・天井面に関する洋間化として、耐費用効果を考えた際、クロス張りに変更するのが効率的かと思います。クロス張り以外の方法として、洋風塗り壁もありますし、腰壁を板張りし、上部をクロス張りというのも出来ます。
和室には付き物の押入。これをクローゼット化することにより、自由度も便利さも向上します。押入の場合中段が設置されていることが多く、大きい物を置きづらいかと思いますが、中段を撤去すれば自由度も上がります。引戸や開き戸もありますが、折れ戸への変更も可能ですし、フローリングを同時に行えばクローゼットのバリアフリー化も可能になり、キャスター付きの衣装ケースの入れ替えも容易に行えるようになります。
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