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リフォームの魔法使い-MagicalReform-

理念・私の思い

「リフォームの魔法使い」って?


「リフォームの魔法使い」という言葉について、説明するにあたり、私の職種から説明する必要があります。
「塚本さんは何屋さんですか?」と問われると、私は「多能工です」と答えます。ですが、この多能工という言葉自体認知度が低く、多能工とは?という具体的な定義も確立されておらず、色んなことを出来る職種位の、曖昧な表現になってしまいます。

リフォームの魔法使い私の場合、住居に関することでしたら、解体から仕上げまでといった多岐の現場施工分野を請け負いますし、協力業者との連携による計画等も請け負ったりもします。全てがこなせる訳ではないのですが、色んなことを出来るから多能工ですと表現していますが、一般から見れば、的を得切れていないようにも思ってました。
そんな自身を表現する言葉として思いついたのが、「リフォームの魔法使い」です。

リフォームを行う際、1つの業種ではうまく収まらない時があります。一例として、木製引戸をアルミサッシに取り換えたいと思った時、大工主導で考えますと、木を加工して取り付けることが多くなります。サッシ取付者主導で考えますと、アルミを加工して取り付けることが多くなります。そんな時「リフォームの魔法使い」なら、木とアルミの両方を加工し、一番良い方法で取り付けることも出来ます。

住居に関する故障やトラブルでどこに相談するばいいかわからないことも多いと思います。建てた工務店や購入した不動産屋等に相談する方法もありますが、様々な理由により、無理な場合もあると思います。そんな時に思い出して欲しいのが「リフォームの魔法使い」です。困った時やどこに相談すればいいかわからない時、「魔法使いなら問題解決出来るのでは?」そう思って頼ってもらえるように、ネーミングしました。
お困り事がありましたら、お気軽にご相談ください。私一人では解決出来ない難題でも、チームつかもと一同で最善を尽くします。

 

「多能工」塚本康仁ができるまで

初めて現場に入ったのは・・・

1972年に産まれた私の記憶は、乳幼児の頃から始まります。
これが現実なのか想像なのかはわかりません。
ある建設途中と思われる住宅の和室で、私は寝ていたようです。
敷いてある布団で目を覚ました私は辺りを見回します。

まだ建設途中の部屋は畳も敷いてなく、灰色のような塗り壁の部屋の左側に出入り口があります。
建具も入ってないその出入口は、開けっ放しのままで、私が泣いたか何かしたのでしょう、母らしき人が入ってきたのを覚えてます。
左官業を営んでいた父を手伝いに母も現場に出ていたので、幼い頃から私も現場という空間を感じていました。
年齢=現場に居た年数と言っても過言ではないと思います。

ものづくりとの出会い

今の私を作ってくれたひとつとして、思い入れのある物があります。
それは「プラスマイナスドライバー」という物です。
ーそれが正式名称かわかりませんが、柄から軸を差し替えるだけで、プラス・マイナス両方が使えるドライバーのことです。

幼少期、祖父の家に遊びに行くと帰りにおもちゃを買ってもらえるのですが、当時の電池で動くおもちゃは、使い方が悪いのかどうかわかりませんが、よく壊れたんです。
そんなある日、ドライバーでおもちゃを分解できることを知った私は、分解して直そうと考えるようになったのですが、そこはまだまだ子供のすること。ちょっとした故障のはずが、バラバラにして完全に壊しちゃうんです。
当然、復元なんて出来ないのですが、年齢と経験を重ねていくと、何がおかしくて故障したのか、徐々に分かるようになってきました。鍵等の細かい部品を修理している時にこの当時の経験が役立ち、修理の可否を判断したりする物差しにもなります。

内装から様々な建築工事へ

そんな幼少期の私はものづくりにも大変興味があり、父の仕事を手伝いに現場に付いていくと、手伝いもそこそこにものづくりを始めるんです。

父の道具から、のこぎり・金づち・釘をもらい、捨ててある木で色んな物を作ってました。捨ててある木と言ってもまだまだ使える物も多く、それらを使って椅子や自分で使う遊具なんかを作ったりしてました。

ただ、クォリティーは全くなかったので、使えば壊れる程度の物も多かったです。ただ、何をどう使えば何が作れるのか、今の基礎を養った場所でもありました。

高校を卒業した私は室内装飾店に就職し、現場が自身の仕事場になりました。
就職した内装店では、クロス等の壁装、クッションフロアーやカーペット等の床材施工、カーテン取付等を学びました。この内装という仕事は、建設現場での仕上げ作業に位置し、殺風景だった現場が一気に部屋らしくなり、お客様にも満足して頂きやすい職種であり、施工している私も充実度が大変高い仕事でした。
煙草の煙で汚れたクロスを張り替えると、全く別の綺麗な部屋に生まれ変わる、そんな部屋を見たお客様からは感謝の言葉を頂ける、仕事をさせてもらって喜んでもらえる、やりがいのある仕事です。

その内装店で修業をさせてもらった後、リフォームセンター塚本に就職したのですが、内装の仕事ばかり続くことはありませんでした。現場に出て大工さんの手伝いをし、ゴミ拾い等の清掃を行い、内装以外の仕事を学ばせてもらいました。

 

 

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